6月の花といわれて思い浮かぶのは何の花でしょうか?スイレンやポピー、ハナショウブ、ラベンダーなどいろいろあると思いますが、雨が多い時期でもあり私は「アジサイ」がぱっと頭に浮かんできました。雨の中、青やピンクの彩りで一層趣が増す感じがします。
なので、アジサイをイメージしたイラストを描いてみました。

アジサイを描くにあたっていろいろ調べてみたんですが、アジサイのあの青やピンクの花ですが、実はガクが発達してできた「装飾花」というもので、本当の花ではないそうです。土のpH値が中性からアルカリ性ならピンク色で、酸性だと青色の花になると思っていましたが実は花ではなかったことに驚きました・・・。
そして、驚いたといえば花言葉です。アジサイの花言葉はなんと「移り気」、「浮気」、「無情」というあまり良いイメージのない言葉でした。pH値で色が変わることが由来なのかもしれませんが、なんとも意外な花言葉でした。
ですが、ポジティブな花言葉も見つけました。「和気あいあい」、「家族」、「団らん」!こちらの花言葉を見つけて少しほっとしました。また、色によっても設定されているようで、青のアジサイは「辛抱強い愛情」、ピンクのアジサイは「元気な女性」、白いアジサイは「寛容」だそうです。そういえば母の日にカーネーションではなくアジサイを贈ることもありますよね。



さてさて、イラストの女性はアジサイの花に囲まれて今何を思っているんでしょうか。家族のこと?、辛抱強い愛情?、はたまた・・・。
このイラストを描くにあたって
アジサイのイメージが、儚い感じというか、悲しい感じというか、あまり元気な感じがしない印象を昔からもっていました。ですが、今回、花言葉を調べると意外にポジティブな意味を持っていることを知り、ちょっと見方が変わりましたね。
というか、もしかしたら「儚い」とかの印象は、雨とセットになっていたからもしれませんね。勝手に雨が降っているイメージをして、勝手に気持ちが沈んでしまっていたのかも(笑)。
「晴れた日のアジサイ」って想像してみたら・・・、
うん!やっぱり!儚くない!(笑)
イラストのモチーフについて
さてさて、上記で「晴れた日のアジサイ」は儚くない!
と、書きましたが、このイラストを描いていたときはまだその考えに及んでいなかったため、ちょっと儚い表情になってしまいましたね。雨、降っていないのに(笑)!
あと、ポーズも良くなかったですかね。なんか、こう元気に跳び跳ねているような女の子がアジサイに囲まれているようなシーンだったらよかったのかも。
ではそれはまた来年の雨の時期にチャレンジしてみようと思います!