ぺんぎんをモチーフに6作を描きました。
▼「ちょいとそこのお兄ちゃん!」と、声を掛けんばかりのキングペンギンさんの図。
地元の動物園に数種類のぺんぎんがいる中で1番のお気に入りがこのキングペンギンです。
「キング」と呼ばれるだけあって、なんか堂々としていてかっこいいなーと思っています。フォルムや動きが愛くるしいのですがなんといっても、目!
目が!!!
目が・・・ちょっと怖い(笑)
そんなギャップ(?)が好きなんですよね。イラストでもちょっと目つきを悪〜く描いていますが好きだからこそということで。
ぜひ皆さんも、キングペンギンを動物園や水族館で見かけた際には目に注目ください!
▼おっとっと・・・!!何にもないところで蹴躓いちゃった!の図。
▼「おーい!おーい!ここだよー!おいらはここにいるよー!」
仲間とはぐれてしまってどうしよう!の図。
▼「んお!?今、こっち見てただろ!見てたよね!?!?」と絡んでくるの図。
▼「もうちょい!もう~ちょい!!もうちょっと下の方・・・そうそう、ここ!」の図。
ちなみに最後の1枚は、「トボガンをしているキングペンギン」です。
「トボガン」とは、腹ばいになって滑りながら移動する方法のことです。どうやら歩いて移動するのは体力が必要なため、疲れづらくするためにトボガンで氷の上を移動していると考えられているとのことです。 ※トボガン/英語で「小型のそり」という意味
▼「見よ!これがトボガンだ~~~!!!」の図。
動物園で冬場にペンギンが散歩する様子がみられるのですが、そこでトボガンをしているペンギンを見ることができたときはちょっと感動しました!
このイラストを描くにあたって
社会人になって4・5年くらいのときに、会社で「地元の動物園のオリジナルマップを作ろう!」となり、作画を担当することになりまして。就職のためにこの街に来た私は、それまで行ったことがなかった動物園に週末になるたびに通い、マップ作りのための資料集め(動物や施設の撮影・スケッチ)などをやっていたことがありました。当時はまだ車も持っていなければ、免許も持っておらず、駅前から出るバスに乗り、動物園まで約40~50分のバスの旅を楽しんでいました(笑)。
動物園なのでさまざまな動物がいるんですが、その中でも数種類展示されているペンギンの中でこのキングペンギンに一目惚れしてしまいました!
顔と胸元にある鮮やかなオレンジ色、お腹の白と背中側の灰色のような水色のような。そして黒い顔に潜む鋭い眼――。この色合いと、ペンギン特有のちょこまか動く愛らしさに「かっこいい!&かわいい♫」のダブルコンボで見事に心を打ち抜かれてしまいました。
それ以来、ことある毎にこのキングペンギンの絵を気に入って描くようになったので、インスタ用にも描いてみた次第です。
ちなみに、ここの動物園にはキングペンギンのほかに、黒い斑点がかわいい「フンボルトペンギン」、黄色いまゆげのような冠羽が特徴的な「イワトビペンギン」、目の部分が白い帯状になっている「ジェンツーペンギン」の全4種のペンギンが展示されています。
あなたの好きなペンギンはなんですか?